ことしの映画
を振り返る前にまず言わせてほしいんだけど、今月、一本も、観て、いない(絶望)
映画館で観た
- 曽利文彦『鋼の錬金術師』(1/9)
- 武正晴『嘘八百』(1/20)
- 中村哲平『悪と仮面のルール』(1/20)
- 冨永昌敬『南瓜とマヨネーズ』(1/20)
- 白石和彌『彼女がその名を知らない鳥たち』(1/24)
- クリストファー・ノーラン『インターステラー』(2/12)IMAX総選挙
- チョン・ビョンギル『悪女』(2/12)
- 吉田恵輔『犬猿』(2/12)
- 行定勲『リバーズ・エッジ』(2/20)
- 大森立嗣『光』(2/21)
- 中江和仁『嘘を愛する女』(3/1)
- 吉田大八『羊の木』(3/1)
- 大九明子『勝手にふるえてろ』(3/15)
- 篠原哲雄『プリンシパル』(3/23)
- エイドリアン・モリーナ『リメンバーミー』(4/6)
- 小泉徳宏『ちはやふる 結び』(4/13)
- ジャウム・コレット=セラ『トレイン・ミッション』(4/22)
- 斎藤工『blank13』(4/27)
- ウェス・アンダーソン『犬ヶ島』(5/25×2,6/4,6/22)字幕3回,吹替1回
- 三池崇史『ラプラスの魔女』(5/28)日本語字幕版
- ルカ・グァダニーノ『君の名前で僕を呼んで』(6/4)
- 草野翔吾『世界でいちばん長い写真』(6/4,6/24)
- 瀬々敬久『友罪』(6/14)
- 是枝裕和『万引き家族』(6/16)
- 飯塚健『虹色デイズ』(7/7)
- 本木克英『空飛ぶタイヤ』(7/13)
- スティーヴン・チョボスキー『ワンダー 君は太陽』(7/18)
- 立川譲『名探偵コナン ゼロの執行人』(7月)
- 佐藤信介『BLEACH』(7/25)
- 月川翔『センセイ君主』(8/6)
- ゲイリー・ロス『オーシャンズ8』(8/21)
- 石田祐康『ペンギン・ハイウェイ』(8/21,9/22)
- 上田慎一郎『カメラを止めるな!』(9/5)
- 佐藤祐市『累 かさね』(9/7)
- マーク・フォースター『プーと大人になった僕』(9/19)
- 福田雄一『銀魂2』(9/22)
- 牛嶋新一郎『君の膵臓をたべたい』(10/3)
- 月川翔『響-HIBIKI-』(10/24)
- 入江悠『ギャングース』(11/25)
計39本、劇場鑑賞44回。うーん。全然観れなかったですね。映画館で働き始めたものの、勤務後はへろへろになっていることが多く映画を観ずに帰る、みたいな本末転倒パターンばかりでした。後半は卒論が〜とかいってシフト希望を短くしたため、そもそもスタッフ鑑賞を利用する機会がなかったですね。卒論はまだ終わりがみえません。今年の10本どころではない。
ナンバーワンは『犬ヶ島』かなぁ、やっぱり。他にもたくさん好きな作品はあるのですが、やっぱりこう、期待を裏切らない満足感があったよね。天才。ウェス生まれてきてくれてありがとうってめっちゃ言った気がする。会いに行きたかったな…ウェス……。
あとは『ペンギン・ハイウェイ』。これは両親、特に父上が激ハマりしたため、我が家には関連書籍がたくさんあります。〈海〉のモチーフになったSF小説『惑星ソラリス』さえあります。怖いです。多分年明けに円盤も届きます。私がペンギンにはまったのは、もうとにかく主人公アオヤマ君を演じた女優・北香那ちゃんの声優っぷりが素晴らしかったことが要因です。お姉さん役の蒼井優さんはこれまでにも数々のアニメーション映画に参加してきましたし、アオヤマ君のお父さん役の西島秀俊さんはもともとナレーターとしての活動も多かった方ですし、竹中直人さんもなんかよくクレジットで見かける気がします(雑)。ウチダ君はくぎゅだし、ハマモトさんやスズキ君も声優さんです。たぶん、北香那ちゃんだけが声優としての経験値がないんですね。そんななかで、冒頭の「僕はたいへん頭が良く、」でのあの鷲掴みっぷり。最高です。もうすぐレンタルに並ぶので、観てないひとは観よう! 新年の抱負に「ペンギン・ハイウェイを観る」と書き加えましょう!
それから、世間的にはヒットしてなかったけど私の中で大ヒット!だったのは、『リバーズ・エッジ』と『ギャングース』でしょうか。どちらも原作は未読なのだけれど、「映画」をつくることへの拘りが感じられたなあ。『リバーズ・エッジ』は、ずーっとスタンダードなのに最後にビスタ(?)になるんですよ。いやもう最高でしょ。作品が90年代モチーフであるが故の演出だと、私は解釈しているんだけど。恐らく当時お金があまりなくてパンフレット買わなかったんだよなあ、失敗したなあ。『ギャングース』は、ね、推しが出ているから観る機会を得たけど、出てなかったら観てなかったかもしれない。観てよかった、と思いましたね。サバイブには笑ったけど、最後のカットでシビれた。あの、妙に長いカットに、どれほどの含蓄があるか。いい映画。どちらも2週間で上映終了しました。あと酷評されまくってた実写ハガレン、松雪泰子のラストが最高で最高だったので好きです。喰種とちがって続編はなさそうだけども……。
DVDなどで観た
- 吉田大八『クヒオ大佐』(2009)
- 石川慶『点』(2017)
- 川村泰祐『海月姫』(2014)
- マシュー・ヴォーン『キングスマン』(2015)
- 宮崎吾朗『ゲド戦記』(2006)
- 廣木隆一『ストロボエッジ』(2015)
- ジャン・ピエール=ジュネ『天才スピヴェット』(2013)
- サイモン・カーティス『マリリン 7日間の恋』(2011)
- 中田秀夫『MONSTERZ』(2014)
- リュック・ベッソン『LEON』(1994)
- ケネス・ロナーガン『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(2016)
- トム・ティクヴァ『ラン・ローラ・ラン』(1998)講義
- 三木孝浩『陽だまりの彼女』(2013)
- 豊島圭介『ヒーローマニア 生活』(2016)
- 大友啓史『るろうに剣心』(2012)
- 樋口真嗣『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(2014)
- 黒沢清『クリーピー 偽りの隣人』(2016)
- ダグラス・サーク『風と共に散る』(1956)講義
- ダグラス・サーク『天の許し給うものすべて』(1955)講義
- 中島哲也『告白』(2010)
- 滝田洋二郎『陰陽師』(2001)
- トッド・ヘインズ『エデンより彼方に』(2002)講義
- 静野孔文『名探偵コナン 純黒の悪夢』(2016)
- トム・ティクヴァ『パフューム ある人殺しの物語』(2006)
- 河合勇人『チア☆ダン』(2017)
- 細田守『時をかける少女』(2006)
- 三池崇史『神さまの言うとおり』(2014)
- 橋本光二郎『orange』(2015)
- 月川翔『君の膵臓をたべたい』(2017)
- 山田尚子『聲の形』(2016)
- 庵野秀明『シン・ゴジラ』(2016)
こちらも30本ほどでしょうか。正直記憶にないものもあるので、再生したけど真剣に観てない/途中で観るのやめた、とかもあるかも。えへ。あとは地上波で観てたけど記録してなかったりもあるかもー。
トム・ティクヴァを2本観ましたね。一本目の『ラン・ローラ・ラン(LOLA RENNT)』は授業で観ましたが、衝撃を受けました。BGMもトム・ティクヴァが制作しているので、なんかもう完璧です。授業で扱ったのとは別の講義のレポートでも扱いました。あれは楽しかったのでどこかにまとめておきたいな、noteがいいかしらね。2本目の『パフューム』はわりと有名かな。いろんな動画配信サービスで観られると思います。『ラン・ローラ・ラン』とはまったく毛色の違う作品で、しっとりとしたダークさがあります。
『シン・ゴジラ』の地上波放映、年末の恒例行事になるといいなあ。みんなでワイワイ実況しながら観るのは、やっぱり楽しいです。\ZARAはどこ?/ \まずは君が落ち着け!/