安住録

未来を照らすための過去

大学に電話した。大学職員にいい思い出がなく、わりと緊張していたのだが、対応してくれたひとは優しかった。休学というのはやはりセンシティブな話題なのだろうな。休学届は金曜には必要だという。昨日の時点で木曜に父と一緒に行く予定を立てていたので、なんとか間に合いそうだ。診断書は間に合わなければ郵送でよいとのことだったが、忙しい中主治医が頑張ってくれて、夕方ごろ書き上げたとの連絡が入った。本当にありがたい。良い先生だったなあ。ドタバタして申し訳ないなあ。自宅からも大学からも近くて、初診がすぐに予約できて、先生もやさしくわりと長めに話を聞いてくれるひとで、無料の送迎バスもあって、私の症状にも対応できる病院があるというのは、本当に本当にありがたいし恵まれていたんだな。

転院先探しが難航している。とりあえず明日二件ほど電話をかけてみる予定。探しているとき、やっぱり車社会なのだなあとなんともいえない気持ちになった。最悪、ADHDの専門でなくても、お薬がもらえればいいかなあとおもう。いま深刻なのはどちらかというと二次障害のほうだしな。

家族会議をした。私が過呼吸ちっくになって喋らずにいる間に、父と母が言い争うとか、まあ、大変だった。父も母も私のことを考えていてくれてるのがわかるので、なおさら申し訳ないきもちになる。23歳にもなってまだ進路をスパッと決められない私は、だめなやつだなあと思う。それでも私はいちばん良い選択をしたと思ったのだ。半年で卒論を書きあげて2単位確実にとりきる、というプレッシャーに、いつどんなふうに負けるかわからない。もしかしたら他の要因でなにか落ち込むかもしれない。そうしたら、また回復を待って、それからなにかをはじめて、時間もこころもたくさんつかう。だったらもう半年休むと決めて、そのあいだに働けるようになったり、ひとに会えるようになったりしたいのだ。どうせ留年するなら、休学するのなら、わたしは、モラトリアムを有効活用していきたい。

毛抜き

毛を抜くのがすきだ。痛いのがすきというか、だいたい痛いんだけどうまくやれるとスゥ〜ッて抜けるのがたのしい。快感。

身だしなみのためにやってるのではなく、ただただやりたいからやってるだけ。毛穴が広がるとか、そういうのはどうでもいいのだ。たのしいからやる。やりたいからやる。

 

いろんなことがADHDの特性・二次障害ということばで説明できてしまう。いいのかわるいのかわからない。説明できるのだと知ったときは安心したけど、それにあぐらをかく自分がいることには気付いているのだ。抜毛症だけじゃない。爪を噛むことも、頭皮を毟ることも、恋愛やバイトが続かないことも、ぜんぶ「特性なのだ」と言えてしまう。それはわたしは知ってはいけないことだったのだろう。

夏ドラマ

見ていた夏ドラマがだいたい終わった。『ひよっこ』もあと2週間をきったし、寂しさが拭いきれない時期だ。

 

過保護のカホコ

大好きだったカホコ。9話がクライマックスだった感は否めなくて、10話はほっこり終わって。

付き合い始めてからもずっとプラトニックで、ハグも「恋」というよりは「愛」ゆえの、包み込むようなものが多かったなあ。最後までキスすらなくて、ああカホコらしいなあと思った。

万引きやアルコール依存など、ブラックな要素もあったので難しかったのかもしれないけれど、このドラマは「家族」、そして「子どもとしての自分」のありかたを考える上でなんらかの刺激をもたらす作品だったのだから、22時枠でなくてもよかったんじゃないかしら、とか思う。

 

黒革の手帖

最終回は、もはやギャグなのでは?と思う描写が多くて爆笑してしまった。高畑淳子さまが流石すぎてもう大変。だいすきな滝藤賢一がこれでもかというほどクソ野郎でドキドキしたありがとうキャスティング。

最後までヒヤヒヤどきどきするような展開で、綺麗に終わってるんだけどいくらでも続編が作れそうなのがワクワクして楽しかった。

きっと元子さんは、まだまだやれちゃうんだろうな。最後まで美しく、艶やかで、強かな女性だった。

 

セシルのもくろみ

あんまり印象がないので綺麗にまとまってたんだろうな。

続編か映画がありそうなかんじでしたね。

 

僕たちがやりました

れ、れんこ……アラサーには見えねえよれんこ……若々しすぎるよ……。

最大限のハッピーエンドなんだろうなあ。

でも、職も恋も失ったトビオに対して、伊佐美とマルはちょっと幸せになりすぎてるのでは…というかんじはあったかなあ。トビオだけ抱えてるものが多いのでは?と思ってしまう。伊佐美は家族を、マルは職を手に入れていて、それなのになぜトビオにはなにもないのか?と。あ、でも、伊佐美にとっての家族、マルにとっての職が、レンコの「がんばったね」のひとことで回収できちゃうってことなのかな。ええ〜わかんない〜〜〜。

 

 

あとなに見てたっけ?

おわり!

逃げる

しんどいことからは逃げる、とにかく逃げる。

 

白黒つけずに、ひたすら、逃げる。

後回しにする。

考えないようにする。

 

逃げちゃいけないこともあるんだろうけど。

かれこれ一年くらい逃げ続けているけど。

 

自分のことをコントロールできるように。

できるだけ、外的要因を削ぎ落とす。

 

いまできることは、それだけだとおもう。