安住録

未来を照らすための過去

シュガードロップシンドローム

 昨日の朝、早朝覚醒したときに頭のなかに思い浮かんだことば。「シュガードロップシンドローム」、意味はよくわからない。わからないけど、なんだか私にとってとても心地いい響きで、二度寝から目覚めたあとも忘れないようにとメモしていた。ことを、いま思い出した。

 シュガードロップシンドロームってなんだろうな。「ドロップ」ってそもそも甘いものなのに、さらに「シュガー」を添加するのかしら。しぬほど甘そうで、想像しただけでウッとなる。私は甘いものが苦手だ。「パンケーキを食べにいこう」と言われて、食事向けにアレンジされたダッチベイビーを食べるような女だ。今でこそある程度は甘いものが食べられるようになったが、高校のころは甘いもの嫌いがよりひどかった。大学生になっても女子大生らしい遊び方なんてできないと思っていた。頻繁ではないにしろ、そういう遊び方もそれなりにすることができたので味覚の変化には感謝している。

 

 なにが書きたいんだろう。とりとめもない話をしたかったのだとおもう。

 

 シュガードロップシンドローム。甘い甘いものを渇望してしまうのは、私もそうなのかもしれない。ああ、砂糖菓子みたいに優しく甘いお砂糖みたいな空間に包まれたい。

卒業

 高校時代つるんでいた友人たちや、研究室の同期たちが色とりどりの袴に身を包んだ3月、私は青いストライプのシャツを着てカメラを構えていた。

 自身の"管理不足"から先延ばしになったそのカラフルな儀式を目の当たりにしたとき、私は想像以上に劣等感に包まれることとなった。

 私はまだこの劣等感ときちんと向き合えるだけの器をもっていない。劣等感をよりつよく感じさせてくる人びとを恨み、妬み、「奴らはひとの痛みに気付けないのだ」と蔑んで、安心している。

 

 私はもうずっと、ひとを受け入れないことで自分を受け入れてきた。

 中学時代、私は同級生男子からいじめられていた。その頃は「やつらは私よりもずっとずっと知能レベルが低い、だから正しいことをしている私が理解できないのだ」と思うことで、不登校にも保健室登校にもならず、奮闘していた。思えばあの頃、負けていれば、屈していれば、なにかが変わったのかもしれない。なんて、くだらないタラレバ話だけど。

朝ごはんを食べる

 最近のこと。朝ごはんを食べるように、意識しています。

 

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 年末にバイトを辞めてから、午前中を寝て過ごす日々が続いていました。朝きちんと起きて、朝陽を浴びることで身体にとっていいことがあるというのは分かっていながらも、なかなか起きられない。それまでバイトで無理をしていた反動からか、なにもやる気が起きない。積極的になれたのは映画を観にいくことくらいだったでしょうか。

 

 それから少しずつ少しずつ回復して、薬局のバイトを1ヶ月で辞めたりもしましたが、朝起きられるようになりました。と言っても、早くても7時台で、多くは9時台なので、勤めびとからすると「もう会社着いてるわ!」という感じですよね(笑)

 それでも私にとっては大きな一歩で、自分のことを大切にするためにも続けていきたい習慣です。

 

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 夜寝る。朝起きる。朝陽を浴びて、朝ごはんを食べる。

 できることからひとつずつ。合言葉は「がんばらない」です!

#ヘルプマーク を知っていますか

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 赤いあいつは、私にとってお守りのような存在です。

 

 皆さんは、「ヘルプマーク」をご存知でしょうか? 東京都福祉保健局が配布・普及しているもので、公式ページには以下のように記載されています。

義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成したマークです。 - ヘルプマーク 東京都福祉保健局

 目に見えないバリアを抱えているひと、というと、例えばどんなひとが思い浮かぶでしょうか。私がいまこれを書きながら思い浮かべているのは、ペースメーカーをつけている方、ASDアスペルガー症候群)やADHD(注意欠陥・多動性障害)などでイレギュラー対応が苦手な方などです(想像力が乏しい!)。私個人の考えですが、生理痛が重くてしんどいときとかも席譲ってくれたらめっちゃうれしいです*1

 ほかにもまだまだいろいろなバリアがあります。この記事でヘルプマークの存在を知ることで、どこかの誰かがもつバリアを想像して、手を差し伸べるきっかけになれれば幸いです。

 

 こんな偉そうな記事かいておいて身がなさすぎる!!!!!

 

 私は、ヘルプマークのことをインターネットで知りました。それはいまから考えると結構早い段階だったんじゃないかな、と思います。とはいえ、ヘルプマークを身に着けているひとにはほとんど出会ったことがありません。目に留まっていなかっただけかも、しれませんが。

 そんな私が、まさかヘルプマークを身に着けるようになるとは。もともと乗り物酔いしやすいタイプではあったのですが、現在服用しているお薬の副作用が強く、より電車が苦手になりました。吐き気に加えて息苦しさも出るようになり、これはいかんと息をあげながら、東京駅八重洲口から都営地下鉄大手町駅の駅員室まで*2向かったのです。正直そんな理由でヘルプマークを身に着けていいのか分かりませんが、しんどいときは座らせてもらえるだけでもすこし落ち着きます。

 ヘルプマークは申し出れば誰でも無料で手に入れることができます。障がい者手帳などの提出は求められません。

 

 いま、ヘルプマークに関してすこし悩んでいることがあります。いざというとき自分を守るために出来るだけ常に身に着けるように心がけているのですが、毎回体調を崩すわけではなく、人の目に触れるようにするのはある種の濫用になるのではないか、と。でも、まだまだ低い普及率のヘルプマークの存在を少しでも多くの人に知ってもらうためには、アピールも必要なのではないか、という考えもあります。

 そんな葛藤のなかで「私になにかできないだろうか」と思ったとき、ヘルプマークについてのブログを書いて、SNSでシェアしよう!という考えが浮かびました。インターネットの世界では、私のブログなんて取るに足らない存在ですが、FacebookTwitterなど、私のことを知っているひとなら読んでくれるかもしれない。誰かがシェアしてくれるかもしれない。そうやって、私がヘルプマークを知ったときのように、偶然が重なって、少しずつでもヘルプマークの存在を広められたらいいなと思っています。

 

 JRが啓発してくれたら、きっとずっと普及率があがるのになあ。いちを。

 

 めっちゃどうでもいいんですが、ヘルプマークの初期ストラップが着脱しづらすぎてボールチェーンに付け替えました。

*1:生理痛が重いのはいろいろな婦人科系の疾患の恐れがあるから我慢せず受診しようね! 性病になってる可能性もあるよ!

*2:途中東京メトロの駅員さんのところにいって「ヘルプマークください」って言ったら「メトロじゃなくて都営やで」って言われてしにたくなりましたはやくメトロも導入しろばーかばーか!!