青春を共にした『戦いは終わらない』/阿部真央らいぶNo.7
自分では自分を認めてやれない僕を 君の声で救い出して*1
阿部真央さんの全国ツアー「阿部真央らいぶNo.7」大分公演に行ってきました。
あべまを聴き始めたのは中学3年。邦ロックに詳しい友人から教えてもらったのがきっかけでした。『ポっぷ』が出るか出ないかの頃だったと思います。
そこそこファッションメンヘラを拗らせていた時期ということもあり、即座に阿部真央の世界に魅了されました。『貴方の恋人になりたいのです』や『未だ』が好きでした。
それから暫く茶の間を続けていましたが、上京した年に高校の友人*2に誘われてあべま初の武道館ライブへ。No.6の東京公演に続き、今回で3回目の阿部真央らいぶでした。
私はPerfumeのライブでもあまり泣くことがない*3のですが、あべまは一曲一曲への思い入れが強すぎるので何度も泣いてしまいます。
特に思い入れが強いのが2012年にリリースされた『戦いは終わらない』というアルバムに収録されている曲たちです。
2012年というのは、私が高3の年。高校3年生というのは、多くの人にとってそうでしょうが、「戦い」の年です。私にとってもそうでした。当時の成績ではいささか無理のある大学を第一志望に掲げ、すでに依存していたTwitterをセンター試験・二次試験直前の1週間以外は毎日利用していた人間がなにを寝ぼけたことを、と言われそうですが(笑)、自分なりに戦っていた年でした。
そんななかで発売されたあべまのこのアルバムには、本当に支えられていたなあと思います。表題曲や『世界はまだ君を知らない』はやる気をだしたいときにはもってこいだったし、冒頭に掲げた『君を想った唄』や『嫌われてないかな』は恋愛にうつつを抜かしていた夏と秋の記憶を蘇らせます。『for you』、『How are you?』といったポップな曲も気分転換にヘビロテしていました。
今回のツアーはNo.6からおよそ2年ぶりということもあり涙が出るわ出るわ。
前半で『Babe』収録曲をほぼ歌いきり、後半で畳み掛けるように既存曲を歌います。前半の重たい曲ラッシュで「しんどい」となり、後半の思い入れたっぷり曲ラッシュで「しんどい(号泣)」となり。特に『Believe in yourself』『君を想った唄』『ロンリー』の流れは殺す気なのか!?と。友人とふたりして号泣しながら飛び跳ねてました。
首都圏でも公演があるツアーで、わざわざ大分にまで行く必要はなかったのかもしれません。でも、無二の親友とともに旅をしたからこそ、見られた景色かもしれない。行ってよかったです。
阿部真央は、たぶん、好みがわかれる歌を歌うひとです。これを読んでいるあなたが気にいるかはわかりませんが、いちど、『戦いは終わらない』のアルバムを聴いてみてください。
以上です。あでゅー!
大学に入ってから毎年高熱で寝込んでいる
タイトルどおりです。
私、高校までは本当に健康優良児で、(高3の梅雨に大失恋をしたときを除けば)それはそれは元気もりもりご飯盛り盛りガールだったのです。しかし、大学に進学し独り暮らしを始めて以来、季節の変わり目には必ず体調を崩し、1年に一度、高熱で数日寝込むからだになってしまいました。
高校までの私の健康は、規則正しい生活とベジタリアンの母がつくってくれる野菜多めのご飯によって保たれていたのだな、とすごく実感します。実感はするけれど、なかなか生活を立て直せていないのが現状ですね……。
大学1年の4月に40℃の熱を出し、2年の冬は成人式でインフルエンザを貰い*1、3年の冬にはバレンタインにインフルエンザに。そして4年になった今年は、10月にインフルエンザ様症状、そして一昨日から二度目のインフルエンザ様症状……。
10月は「インフルエンザっぽい風邪が流行ってるんだけど検査してもインフルエンザ陽性にならないひとが殆どだから検査しないでおこうか」と言われ麻黄湯とロキソプロフェンを処方されました。今回は流行シーズンということもあり、インフルエンザの検査をしましたが陰性。どちらかというと扁桃炎っぽいです(そう診断されたわけではないのですが)。柴胡桂枝湯が処方されました。柴胡桂枝湯めっちゃ効いた。
基本的に漢方信者なので普段から漢方をよく飲むんですが、漢方って、そのときの症状に合っているものを飲むと美味しいんですよね。今回処方されたものも美味しかったなあ。飲んだ瞬間に「からだに合ってるんだ!」というのが分かるのですごく好きです。
規則正しい生活を送れていないのもあって、お薬を「毎食後に飲む」というのがすごく苦手なんですが、漢方は食前・食間に飲んでも問題ないですし、とりあえず美味しいと感じれる間はなるべく継続して漢方を飲んで、はやく良くなりたいですね。
以上です。まだまだ寒いですし、みなさまもご自愛くださいませ。あでゅー!
6人でパフォーマンスをするAAAを見て泣いた
私はAAAが好きです。とても。初めて見に行ったライブで触れるくらいの距離まで来てくれたときから、何度も何度もライブに行きました。
そんな、愛するAAAを、2度目の、メンバー脱退が襲います。
AAAは、もともと2005年のデビュー当時は8人組のグループでした。旧メンバーの後藤さんが体調を崩しグループを見て脱退したのは翌々年。07年から、7人体制がスタートしました。
ただ、正直この後藤さんの脱退は私がAAAのファンになるずっと前で、私のAAAライフにはあまり影響を与えませんでした。シークレットえ〜パンダが後藤さんカラーだったり、過去の作品を聴いてると宇野ちゃんでも千晃でもない声が聞こえてちょっとびっくりしたり、そのていど。
でも、年が明けてから飛び込んで来た「伊藤千晃脱退」のニュースは、本当に、本当に、信じたくないものでした。
結婚・妊娠。それは、すごくおめでたい。すごくうれしい。きっといまこのタイミングで出産を経験していたほうが、ずっと彼女の人生のためになると思います。年齢的にも、有り得ない話ではもともとありませんでした。
でも、やっぱり私が今まで追いかけてきたのは、伊藤千晃がいてこそのAAAで、6人で踊るAAAなんかAAAじゃない、という気持ちは、そう簡単には捨てられそうにないのです。
寂しくて辛くてやるせない気持ちでいっぱいです。
大好きな千晃ちゃんのおめでたを、心の底から祝福出来ていない自分がいるのがとても悔しいです。
「7人体制最後のシングル」なんて、買うのが怖すぎます。
過去にもたくさんの「グループ脱退」がありましたね。いろいろなひとが、いろいろな理由で。NEWS、KAT-TUN……アイドルの「卒業」をあげたらキリがありません。推しの決断を背負った背中を、見守るしかなかった先人たちの、あのときの想いを、いますこしだけ感じ取っています。
1月の映画キロク
本当は1月分の月報として映画に限らずまとめようと1週間ぐらい前からちょこちょこエディタを開いていたのですが、なんだか書き上げられないので映画に限定してまとめておきます。
映画館にて
- 『僕らのごはんは明日で待ってる』1/13
- 『本能寺ホテル』1/14
- 『沈黙 サイレンス』1/21
- 『ザ・コンサルタント』1/25
- 『破門 ふたりのヤクビョーガミ』1/28
『沈黙 サイレンス』は、もう、観終わったあと使い物になりませんでした。しんどいのと、満足感と、浅野忠信の良さと。この映画を観てから浅野忠信が好きで好きで仕方がないです。観終わった瞬間に「あっ、パンフレット買おう」って思った映画は久々でした。パンフレットは情報量が凄いし、マーティン・スコセッシ監督、浅野忠信、窪塚洋介のインタビューが本当におもしろいので是非買って読んでください。私と会う機会があるひとは言ってくださればお貸しします(持っていくのを忘れる可能性は大いにあります)。
『ザ・コンサルタント』は観終わったあとめちゃくちゃスッキリします。いろんな伏線が随所に散りばめられていて、クライマックスで「あっ、そういうことか!!」ということが立て続けに起こるのでワクワク感がすごい。そこまでやるかってくらい伏線が多いけどそこまでとっ散らかった印象はなかったです。財務省の女性捜査官が主人公ウルフの手がかりに徐々に徐々に近づいていくのがすごい楽しい。ベン・アフレックかわいい。
旧作たち
『箱入り息子の恋』は我らが星野源が初主演を果たした作品です。かわいいです。ほぼほぼ平匡さんです。仕事ができない版平匡。プロノドウテイ。夏帆ちゃんが盲目の女性を演じていて、ふたりのラブシーンがあるのですが、初夜はやっぱり勃たない。さすがである。相手がみえないからこそのエロティックな描写にとてもどぎまぎしながら観ました。
2月公開で観たいやつ
- ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち
- マリアンヌ
- たかが世界の終わり
- LA LA LAND
- 愚行録
- 彼らが本気で編むときは、
こんなかんじです!2月もたくさん映画を観るぞー!あでゅ!