安住録

未来を照らすための過去

たから箱のような

今週のお題「私のブログ・ネット大賞2016」

 

ふらっと通りがかりに立ち寄ったカフェのマスターの声がとてもここちよいとか、時間つぶしに選んだそんなに注目していなかった映画を観て頬を濡らすとか、そんな思いがけなくも自分にとって確かに大切だったといえる出会いがあったのが2016年でした。

 

それが、はせおやさい(id:hase0831)さんのこちらの記事。

「いつも機嫌がいいひと」でいるためのコツとか - インターネットの備忘録

目にしたことがあるひとも多いのではないでしょうか。

 

わたしは比較的いつも眉間にしわを寄せていて、それが役に立つこともあるのだけど*1、やっぱり円滑な人間関係を築くためには障害で。

心が狭い、というか、ヘンに生真面目、というか。わたしなりの「正義」に反することに対してとても厳しい。それがいけないことではないと思うけれど、自分を生きにくくさせているのはたぶん、そういう部分で。

この記事を読んで、そういう「正義」から外れるようなことも「逆に面白い」と思えたら、もっとイキイキできるんじゃないかな、と思いました。

 

そして、とてもお世話になった、とても大好き*2な、前のバイトの上司に「モチベーションを維持する方法」を訊いたときにも同じようなことをおっしゃっていたんですよね。

体験したものがすべて。
言い方を変えると。
俺が予測している通り。
俺が目論んでいる通り。
にならない場合にこそ。
これを。
『なるほど面白ぇ』
と思えちゃうわけだ。

○○という目的に向かって。
△△という方法で進捗させていたんだが。
想像だにしない要因…ひとだったりタイミングだったり運だったり。
で。
思い通りに行かずに規定路線を外れた場合でも。
面白い経験をした。
と感じちゃう。

ちょっと独特な書き方をするひとなのですが。

私が惹かれる大人は、たぶんみんな、どこかしらに共通の考え方をもっている方なんだろうな、と上司からのメールを見ながらはせさんの記事を思い出しました。

 

 

この記事の他にも、はせさんのブログはぽろぽろ鱗がこぼれおちるような言葉がたくさん詰まっています。

普段の日記でも、ふわっと包まれるような表現に出会うことができてとても心地よい場所なのです。

 

 

とは言え、2016年はあまり「逆に、面白い」を実行に移すことができませんでした。

2017年は立ち向かわなければならないことがたくさんあります。きっと2016年よりもずっとずっとハードな一年。

「逆に、面白い」を、すこしでも多く思い出せたらいいな、と思います。

 

最近Twitterでのインスタントなイン/アウトプットに甘えていて、ブログの読み書きがあまり出来ていなかったので、ちょっとずつリハビリもしていきたいなあと思います。

以上、id:xasumin こと 安住いち でした!

*1:電車内とか。痴漢されたことない。

*2:顔もクソタイプでしたが、あくまで上司としてお慕い申しておりました。