安住録

未来を照らすための過去

家族会議をした。私が過呼吸ちっくになって喋らずにいる間に、父と母が言い争うとか、まあ、大変だった。父も母も私のことを考えていてくれてるのがわかるので、なおさら申し訳ないきもちになる。23歳にもなってまだ進路をスパッと決められない私は、だめなやつだなあと思う。それでも私はいちばん良い選択をしたと思ったのだ。半年で卒論を書きあげて2単位確実にとりきる、というプレッシャーに、いつどんなふうに負けるかわからない。もしかしたら他の要因でなにか落ち込むかもしれない。そうしたら、また回復を待って、それからなにかをはじめて、時間もこころもたくさんつかう。だったらもう半年休むと決めて、そのあいだに働けるようになったり、ひとに会えるようになったりしたいのだ。どうせ留年するなら、休学するのなら、わたしは、モラトリアムを有効活用していきたい。