7月の映画キロク
たくさん観ました〜(⌒▽⌒)うれしい。
劇場
- 入江悠『22年目の告白 私が殺人犯です』
- 米林宏昌『メアリと魔女の花』
- 福田雄一『銀魂』
- 中村義洋『忍びの国』 ※2回
- マーレン・アーデ『ありがとう、トニ・エルドマン』
- 熊澤尚人『心が叫びたがってるんだ。』
- 月川翔『君の膵臓をたべたい』
- 萩原健太郎『東京喰種トーキョーグール』
『忍びの国』がめちゃくちゃよかったです!!! もう手放しで褒めちゃう!!! 大野智であるからこその演出もあるので、アイドル映画にはなってしまうのかもしれないが、そんじょそこらのアイドルかっこいい映画ではない。
最初と最後で無門が平兵衛にかける言葉のニュアンスの違いに気付いたとき、思わず泣いてしまいました。本当にすっごくいいよ。予告みて観るのやめてたひとはぜひみてほしいです! そろそろ終わるけど!
DVD
- 山崎貴『永遠の0』(2013)
- ジャン=リュック・ゴダール『勝手にしやがれ』(1959)
- 瀧本智行『グラスホッパー』(2015)
- 原田眞人『クライマーズ・ハイ』(2007)
- 庵野秀明『シン・ゴジラ』(2016)
授業の流れでみたものが多いな〜。
『永遠の0』はクソ映画だった、くそくそくそって感じだった、いつでも憤れるとおもいますわたくし。あんなのアカデミー賞にするなんて終わっている……。特に合コンのシーンは本当に本当に気持ちが悪くて仕方がなかったです。特攻隊で亡くなったひとを英雄視することの危険性について。映像についてもあんまり好きになれなくて、昨年秋の『海賊とよばれた男』も同じだったので、百田尚樹はもちろん、山崎貴*1とも相性が悪いんだろうなあ。
『シン・ゴジラ』はやっぱりいいですね。政治的なものや震災のこともあるのかもしれないけど、一元的でない作り方をされていて。先日シンゴジラ特集のユリイカ*2を買ったのですが、そこに高橋一生のインタビューが載っていて。高橋一生ってわりと際どい言い方をするのだなと…思いました……。
『勝手にしやがれ』はね〜、やっぱりシャンゼリゼ通りのシーンがすっごくいいよね〜。街のシーンはほとんどが隠し撮りで撮られているってすごいですよね。劇中にカイエデュシネマ*3もった女の子が出てきたときちょっと笑ってしまったよ。
ウェス・アンダーソン祭り
- 『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)
- 『ライフ・アクアティック』(2005)
- 『ファンタスティックMr.FOX』(2009)
- 『天才マックスの世界』(1998)
- 『ムーンライズ・キングダム』(2012)
- 『アンソニーのハッピーモーテル』(1996)
- 『ザ・ロイヤル・テネンバウムス』(2001)
勝手にウェス・アンダーソン祭り。ついに全作品コンプリートしました、うれしいな。うちにくればいつでもウェス・アンダーソン作品が観られるよ! やったね!
Our Prime
遠隔同時鑑賞会のことです。4人で同時に映画観ながらLINE通話してわちゃわちゃします。アワプラとでも略しましょうか。今月は2作観ました!
- ウディ・アレン『ミッドナイト・イン・パリ』(2011)
- 大谷健太郎『NANA』(2005)
『ミッドナイト〜』はいろんな偉人がでてきて、名前は知ってるけど……というひとばかりだったので改めて教養のなさを自覚しました。特に文学には疎いなあ。子どもの頃読んだ海外のおはなしって、ダレン・シャンくらいだものなあ。映像関係の人物も何人か出てきますね。『アンダルシアの犬』(1928)を手がけたルイス・ブニュエルが出てきて、表象系の授業で見させられてトラウマになった記憶が蘇って震えました。あれはたしかブタの目を使ってるんだぜ。あとマン・レイも出てきましたっけ。アンダーソン・ファミリーのオーウェン・ウィルソンが主役だったことに今さら気がつきました。こんどもっかい観よう。
『NANA』を久々に観たら中島美嘉〜〜〜!となりました。かなり長いこと中島美嘉が好きだったのですが、復帰後のライブでどうしても過去の中島美嘉クオリティを求めてしまう自分がいて、それ以来いくのをやめてしまいました。ぐらまらすすかいはおはこ。
映画天国
日テレで月曜深夜に放送している「映画天国」という番組を、6月から毎週録画にしています。なかなかマニアックなものも観られるのでよい機会だなあと思って、観ずに消さないぞ!と決めました。
『王妃の紋章』は中国のはなし。昔の。あれ、なに時代だったっけなあ。わすれた。王宮がメインなのですが、とても華々しい極彩色のそれが美しい。スクリーンで観たら圧巻なのだろうなあと思いました。お話は慣れてないのもあってよくわからなかったかな…旦那(王)の連れ子と不倫する王妃のはなしだよ☆
8月はあんまり劇場で観たい映画がありませんでした…およよ…。