安住録

未来を照らすための過去

悪夢ちゃん ぱーとつー

 最近また夢をみるようになった(つらい)。「へえ〜」と言いながら読んでくれたらうれしいです*1

 

 こないだ、カラオケバイトを正規の手続きを踏んだ上で辞める夢をみた。手続きを踏むか否か以外の点は現実とかわらなくて、わたしは店長に毎日嫌味を言われてへとへとだった。辞めることが決まってからも店長の嫌味はとまらなかった。夢のなかのわたしは店舗を去る日までロッカーに私物を残していたのだが、なんとその前日に店長によって私物は処分されていた。どんな問答があったのか正確には覚えていないが、店長は悪びれもせず、当然のことをしたまでだ、という。なにが当然なのかわからないし、いささか店長のことを残酷にしたてあげすぎだとは思うが、かといって違和感があるわけでもない。そういうひとだった。

 

 今日、また悪夢をみた。今度は、いまもなお確執のある大学教授が登場する夢だった。教授が登場するのに舞台はなぜだか慣れ親しんだ田舎の高校で、高校のころの担任(F先生)と、そしてこちらもどういうわけか小学校のころの担任(M先生)がでてきた。ふたりの担任はわたしの味方で、目覚めたあとの後味の悪さのなかにも「信じられるひと」がいることの幸福さがあった。

 夢のなかでの教授との関わりはよくわからなかったのだが、まあ現実とおなじように心無いひとことで傷つきまくった挙句パニックを起こしたのだろうとおもう。わたしは教授のそばを離れて、M先生のもとへと向かった。パニックになったわたしのことを落ち着かせながら「許せないな」とつぶやいた。そこにF先生も駆けつけてくれた。特にここからのストーリーの進展はなかったが、どうなったのだろう。目が覚めたのは予定よりも2時間ほどはやい時間で、普段ならすぐに二度寝を決め込むのだが、ふたたび眠るのがすごく怖かった。

 

 この1年で受けた傷は、自分が思っているよりずっと根深い。どれも自業自得というか、自分がまったく悪くないわけではないけれど、それでも必要以上に傷ついた1年だったように思ってしまう。こういう夢をみるのが、それを示している。

*1:『カルテット』