安住録

未来を照らすための過去

敵と味方、それ以外のもの

 週に一回、大学の学生相談室でのカウンセリングが続いています。基本的に否定はされないし、スモールステップをきちんと理解してくれていて端々にお褒めの言葉を挟んでくださる。いままで4年間ひとり暮らし頑張ってきましたねと何度も言ってもらえるので、かなり自己肯定感が高まっているような気分になります。もはや麻薬なのでは? ドーパミンどばどばですよね。こうなると卒業後が心配です。

 そんなカウンセリングのなかでふと口をついた「敵/味方」思考についての覚書というか疑問。

 

 私はかなり「敵/味方」思考が強く、基本的に一度敵認定した相手のことはずっと敵だと思ってしまいます。今までも今後も、ひとと接していく上ではかなり損な性質だというのは自分でも分かっているのですが、一長一短に矯正できることではなさそうです。

 そもそも、皆さんは敵と味方以外にどのような認識をしているのでしょうか。特に、自分に対してなんらかの精神的/物理的ダメージを与えてくるような相手に対して、どのようなラベリングをしているのでしょうか。

 私は基本的に精神的ダメージを与えてくるようなひとのことは敵とみなします。被害をうける人物は自身に限らず、味方と認識しているひとがそうであっても敵認定することがしばしばあります。そして、敵に対するネガティヴな感情は殆どの場合消えることがなく、半永久的に敵となります。「許す」ということが人一倍下手くそで、かつ、上手くなろうという気もあまりありません。むしろ、「許さない自分を許す」というモットーのようなものもあります。

 

 皆さんは、違うのでしょうか? 嫌味ではなく、純粋に気になります。確かに相手に与えられたはずのダメージをどのように克服し、どんな感情を経て許しているのでしょうか。増田で書くべきだった感がすごいですね。終わります。