安住録

未来を照らすための過去

2017年春ドラマのかんそう

 今期はそこそこ好みなドラマが多かったのですがだんだんと落ち着いてきました。

 

 

 あれ? 全然落ち着いてなかった! なかでも特に気に入ってるのは、母になる、ツバキ、フランケンのみっつかなあ。

 

 母になるは全くノーマークでとりあえず録っとくか〜、ぐらいの気持ちでいたんですがかなり気に入ってます。1話の子役がド下手でびっくりしたんですが、それ以降はまあストーリーに没頭できてるので楽しいです。小池栄子のめぢから。

 ツバキ文具店は、口の悪い多部ちゃんサイコー!たのしー!ってなって観てます。登場人物のあだ名がたのしい。パンティーさん、バーバラ夫人、男爵。あと、上地さんの役がめちゃくちゃ良くてウッとなります。なんだあの幸せ空間。

 フランケンシュタインの恋、はもう完全に綾野剛がかわいい。同様に4号警備は窪田くんがかわいい。でもそれ以上にキントリのおっさんたちがべらぼうにかわいいなんだあれ!

 

 貴族探偵は2話を観て脱落しそうになっています……。豪華でシニカルで楽しいんだけど、冷めずにテンションを保つのが難しそうなんですよね。相葉くんがんばえ……。

「プリティ・ウーマンも見てないの?(笑)」

 わたしは映画を観るのが好きだ。映画館で観るのがとても好きだ。自宅で観るときはなるべく部屋を真っ暗にして没入感を出したい派だ。

 でも、わたしは映画に詳しいわけではない。むしろ観る映画のジャンルは狭いほうだろう。特に洋画にはとんと疎い。ハリーポッターもマーベルも、ちゃんと観たことがない。タイタニックも観ていない。かといって邦画に詳しいわけでもない。過去の日本アカデミー賞受賞作一覧を見ても、ぴんとこないものばかりだ。それでも、映画を観るのが好きだ、と胸を張って言える。わたしは映画を観るのが好きだ。

 だけど、ときどき「映画好き」への評価がきびしいひとがいる。どうしてそんな決めつけをするのかわからないけど、タイトルのようなことを言われたことがある。「映画好き言うといて、『プリティ・ウーマン』も観とらんの?(笑)」と。ひどい話だ。こんな言葉無視すればよかったと、こんな2年も引きずるほどの言葉じゃないだろうとも思うけど、わたしはこの言葉によって確かに傷ついてしまったのだ。わたしにとってこの言葉は呪いなのだ。なんでこんなこと言われなきゃいけなかったんだろう。観なきゃ損!とか、そういうことを思うこともあるけど、「これを観てないやつに映画好きを名乗る資格はない」なんて言うような作品なんてないでしょ。「違法アップロードするやつは映画好き名乗るな!」とは、訳が違うでしょ。

 

 カラオケのときの大好きな上司の映画の勧め方がとっても理想的だったなあ。〇〇観ました超良かったです、と言ったら、アレが良かったなら□□も面白いと思うぞ、みたいな。ああ。映画の話をまたしたいです、上司殿。

悪夢ちゃん ぱーとつー

 最近また夢をみるようになった(つらい)。「へえ〜」と言いながら読んでくれたらうれしいです*1

 

 こないだ、カラオケバイトを正規の手続きを踏んだ上で辞める夢をみた。手続きを踏むか否か以外の点は現実とかわらなくて、わたしは店長に毎日嫌味を言われてへとへとだった。辞めることが決まってからも店長の嫌味はとまらなかった。夢のなかのわたしは店舗を去る日までロッカーに私物を残していたのだが、なんとその前日に店長によって私物は処分されていた。どんな問答があったのか正確には覚えていないが、店長は悪びれもせず、当然のことをしたまでだ、という。なにが当然なのかわからないし、いささか店長のことを残酷にしたてあげすぎだとは思うが、かといって違和感があるわけでもない。そういうひとだった。

 

 今日、また悪夢をみた。今度は、いまもなお確執のある大学教授が登場する夢だった。教授が登場するのに舞台はなぜだか慣れ親しんだ田舎の高校で、高校のころの担任(F先生)と、そしてこちらもどういうわけか小学校のころの担任(M先生)がでてきた。ふたりの担任はわたしの味方で、目覚めたあとの後味の悪さのなかにも「信じられるひと」がいることの幸福さがあった。

 夢のなかでの教授との関わりはよくわからなかったのだが、まあ現実とおなじように心無いひとことで傷つきまくった挙句パニックを起こしたのだろうとおもう。わたしは教授のそばを離れて、M先生のもとへと向かった。パニックになったわたしのことを落ち着かせながら「許せないな」とつぶやいた。そこにF先生も駆けつけてくれた。特にここからのストーリーの進展はなかったが、どうなったのだろう。目が覚めたのは予定よりも2時間ほどはやい時間で、普段ならすぐに二度寝を決め込むのだが、ふたたび眠るのがすごく怖かった。

 

 この1年で受けた傷は、自分が思っているよりずっと根深い。どれも自業自得というか、自分がまったく悪くないわけではないけれど、それでも必要以上に傷ついた1年だったように思ってしまう。こういう夢をみるのが、それを示している。

*1:『カルテット』

東京都写真美術館に行ってきた!

 アウグスト・ザンダーの写真集を求めて、恵比寿ガーデンプレイス内にある東京都写真美術館に行ってきました。たーのしかった!!!

 

 恵比寿駅からスカイウォークの横をてくてく歩きながらガーデンプレイスへ。途中、花壇のお花を撮りつつ、いざTOPへ! 3枚の写真がでかでかと飾られているのですが、なかにはロバート・キャパのものも。見た瞬間「はっ
! これはキャパの・・・!」となったので、私の大学4年間はそこまで無駄だったわけではないようです。

 

 お目当ては図書館。いろいろ展示もやっていたようですが、この日は時間がなかったため割愛して図書館へ向かいます。高校の図書室でももっと広かったよ? というくらいこじんまりとした空間で、蔵書のほとんどが書庫にあるため、逐一請求をださなければいけない、というのはすこしもったいなさも感じますが、まあ文化財保存のためには必要な措置なのでしょうね。鞄も事前にロッカーに預けるか、カウンターで預かってもらうシステムでした。
 アウグスト・ザンダーの『20世紀の人間たち』とレンガー=パッチュについての記述がある『映像試論100 第四号』を閲覧したのですが、もうザンダーの写真集がまじで楽しい。最高です。基本的にいままで文献で目にしてきたザンダーの写真って、彼が評価されるに至った冷ややかで中性的な視線のものばかりだったのですが、なかには愛情に満ちたものもちゃんとあるんだなあということを知れたのは大きかったなあ。「銀婚式のお祝い」なんかがとてもかわいくてすきですねえ。


 資料の複写サービスもあったので、気に入った写真をいくつかと、ザンダーの一生について、及びその類型化の手法について書かれている部分を印刷してもらいました。写真集のサイズが特殊で、図書館で用意されているA3に入りきらない事案が発生し、財布にはすこしばかり打撃がきましたがなかなか目にすることのできない資料を手にとることができてかなり満足しています。

 請求せずに閲覧することができるものには、展示中の写真家が過去に発表した写真集や、最新のカメラ雑誌などがありました。私はわりとザンダーの写真集を見るので精一杯になっていましたが、開架資料だけでも結構たくさんあったので毎日通っても楽しめそうです。閉館が18時なので仕事帰りに、というわけにはいかなそうなのが残念ですね。


 基本的に私は都心にいきたくない病、新宿ならギリ行ってもいいけど……というクソ出不精区外民なので、恵比寿はもはや小旅行なのですが、暇なときは写真美術館に通いたいなあと思いました。たぶん通いません。全然どうでもいいんですが、初めて「でぶしょう」という言葉を耳にしたとき、完全に「デブ性」だと思っていました。デブだから外に出たがらない、的なイメージでした。私だけじゃないはず。

 

 そんなかんじで楽しく過ごしすぎて、つぎの予定に遅刻しかけました。あぶなかった。おわり。

自分の好きなところ

 自分の好きなところをあげてみる。

 

 容姿は、なんといっても睫毛。きっと私の睫毛を批判するひとは早々いないだろう。そのくらい自慢の睫毛だ。二重幅は、すこし左右非対称だけどまあ全然きれいな二重の範疇だとおもう。頭のかたちもわりときれいだし、顔が小さいのでショートヘアがすごくよく似合う。父から「耳のかたちがきれい」と言われてからは、あまり口にすることはないにしろ、耳もきれいだと自認している。

 

 私はまあまあ自分がすきなほうだとおもう。もちろん納得いってないところもたくさんあるんだけど、今回は「好きなところをあげる」というテーマで書いているので、割愛。

 

 容姿以外で好きなところ、となると、わりと難しくなってくる。字がきれいなところとかかなあ。書道をならったことが一度もないわりには、字はきれいな方だと思う。母がずっと書道をやっていて、その母の字を真似て生きてきたから身についたんだろうなあ。「しんにょう」とか、超うまいんですよ、私。ふっふー。

 

 ……さて、こまってしまった。もう思い浮かばない。こうなると、うっかり自分の悪口をいってしまいそうになる。好きなところかあ。自分で自分の好きなところをいくつもあげてみるっていうのはなかなか難しいので、じゃあひとに言われる「いっちゃんの好きなところ」を思い出しながらあげてみよう。

 

・自分の意見を言えるところ
・いっちゃんの書く文章

 

 ……やべえ、もう思い出せない。なんか、あの、好きなところあったら教えてください(きもい)