安住録

未来を照らすための過去

ねぼけまなこでかいたこと。

あたまがつかれるひ

 たくさんしゃべった

 たくさんきいた

 

からだがつかれるひ

 たくさんあるいた

 かいだんのぼった

 

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 供養。眠る前の私は、なにが言いたかったんだろう。

 

 昨日はお世話になっている仲良しの教授と久々に長いことおしゃべりをした。半年ぶんのいろいろをまとめてババーッとしゃべったので、思った以上に疲れていたらしく帰宅してすぐ布団に潜り込んだ。それでも『ツバキ文具店』と時間が被っていて録画できない『リバース』のために21時50分にのそのそと起きだして、1時間だけテレビをみてまた布団に戻った。リバースを見ている間の心電図*1の変化がすこし気になる。

*1:昨日のお昼から今日のお昼までホルター心電図をつけていたので、リバースの時間もばっちり記録されているはず

2週間ぐらいのまとめ

最近のこと

 まあまあ順調に生きています。自炊はちょっとおさぼり気味ですが、まあ新学期始まったのであまり気張りすぎないようにしています。授業が始まったこともあり、主に大学で過ごしています。うっかり全休がなくなってしまったのですが、1コマだけの日が多いのでまあ適度に頑張りたいですね。映画の授業をたくさんとっているのでそこまで億劫でもないかな。独文和訳の授業がすこししんどいですが、既に和訳が出回っているものなので頑張りすぎないように、さぼりすぎないように(笑)していきたいと思います。

 学生室だとあまり作業に集中できないことが分かってからは、数年ぶりに図書館に通うようになりました。あそこは勉強している学生が殆どなので、適度なプレッシャーがあっていいですね。あとテーブルライトってすごい……となりました、視界が明瞭になりまくりです。

 卒論はまだまだ文献集めの段階なのですが、なかなか見つからず。一度恵比寿に行かなければならなくなりそうです。

 

心疾患!?

 かかりつけの心療内科で、かねてより胸の痛みについて相談していたのですが、大学の健康診断でやった以外の項目について診ておこうか、と。心電図と血液検査をやりました。血液検査の結果は後日だったのですが、心電図が少し異常がある*1とのことで、循環器科の受診を勧められる事態に……。

 いざ循環器科に行ったところ、心臓は大丈夫だと思うけど、心療内科じゃ詳細まで調べられないから勧められたんだと思うよ、と。かなり感じの良い先生で、私は医療を受けるさいに感じの良さで信頼度が揺らぐタイプなので、とてもとても安心しました。だって、不安で、安心したくて行った先で、嫌な思いなんてしたくないじゃないですか。お金をかけて、時間をかけて行った先で、相手の顔色を伺って頑張ったり我慢したりしたくなくないですか?

 とりあえずこの日は採血・心電図・X線をやりました。今度、心エコーとホルター心電図をやります。ホルター心電図は、24時間心電図を装着して密に検査するもので、防水なのでシャワーも大丈夫らしいです。ホルター心電図めっちゃかっこよくないですか? かっこいいんだけど、想定外の出費に私は泣いています。つらい。

 

ドラマと映画

 ドラマは、今クールもたくさん観ることになりそうです。既に追いついていませんが……。個人的には割りとどれも面白くて、1話で切るドラマがほとんどなくて逆に困っています。特に気に入っている作品を挙げようと思いましたが、まだ1話しか観ていないものばかりということもあり、全く順位づけが出来ていないのでやめておきます。

 映画は、順調に「午前十時の映画祭」を活用しています。つぎはヒッチコックの『裏窓』。わくわくです。今週末は待望の『3月のライオン 後編』が公開されるのでとても嬉しいです。後編のポスターを見るたびに、「いくら神木くんがフィクションの申し子だからって、流石にフォトショかけすぎでは?」と思ってしまいますね。今月公開だと『帝一の國』も楽しみです! 観れるかな〜、観れるといいな〜。

 

おわりです。あでゅー!

*1:狭心症の症状と似ている

#メディカルID を設定しよう

 こんばんは。いつもならとっくにきているはずの睡魔がこず、どぎまぎしている安住です。さてさて、皆様「メディカルID」をご存知でしょうか? メディカルIDは、iOS 8以降に初期インストールされている「ヘルスケア」アプリ内にあり、

氏名、緊急連絡先、生年月日、血液型などを登録しておくことで、万が一の時に、必要な情報を第三者へ開示することができる機能*1

 です。ロックがかかった状態からパスコードを入力せずにアクセスが出来るため、緊急時の本人確認・血縁者への連絡などに役立てられているようです。

 

 私は昨年の11月までこの機能をよく知りませんでした。当時はヘルスケアアプリも殆ど開いていなかったし、「緊急時」が自分に起こるという発想も全くと言っていいほどもっていませんでした。

 そんな私がメディカルIDを設定しよう、と思ったのは、大学の友人が急逝したことがきっかけでした。11月半ば、つい前日まで連絡を取り合っていた友人が、くも膜下出血により倒れ、5時間後に息を引き取りました。倒れたとき彼女は外出先で、携帯にはロックがかかっていたためご家族とは連絡がつかず、そのまま亡くなってしまったのです。23歳という若さで、家族に看取られずというのはあまりにも寂しすぎると、今でも胸を裂かれているようなきもちになります。

 

 ご葬儀のあと、彼女のお姉さんがフェイスブックの「知り合いかも?」に現れました。お姉さんのページを開くと、そこにあったのが「メディカルID」についての投稿です。

 メディカルIDは、セキュリティや個人情報保護の観点から見ると、あまりよくないのかもしれません。自身の姓名や生年月日、既往歴だけでなく、(緊急連絡先に設定した場合)家族の電話番号なども画面に表示されるためです。

 しかし、いつどこで自分が気を失うか、どんな発作を起こすか、全くわかりません。100%「そんなことはありえない」と言えるひとなんていないのではないでしょうか。社会人の健康診断がどのくらいの精度で病気が見つけられるのかわからないので、なんとも言えないですけど。私は大学入学以来自分のからだに自信がなくなる一方なので、お姉さんの投稿を見てすぐに、メディカルIDを設定しました。

 上述のように個人情報の不安もあるので、緊急連絡先を設定する前に一度家族で話し合うなどするとよいかもしれません(緊急連絡先には家族以外にも、友人や恋人、主治医なども登録できます)。

 

 以前の私のような、メディカルIDについて「よく知らない」というひとが、ひとりでも減ったらいいなあと思います。もちろん、設定するか否かは自己判断ではありますが。

 メディカルIDは、「ヘルスケア>メディカルID」から設定でき、ロック画面の「緊急>メディカルID」から参照できます。

 

 もう一つこの記事に書いておくべきなのは、携帯にはバッテリー残量という制約があるということです。また、残念ながらすべての医療従事者や救急隊員がメディカルIDのことを認知できているわけでもないそうです。

 そこで、スマホ上でメディカルIDを活用するとともに、紙ベースの緊急連絡先も携帯しておくとよいと思います。恐らく突然倒れたひとがいれば、なんらかの形で確認されるのがお財布だと思われるので、身分証明書のちかくに入れておくと気付かれやすいのではないでしょうか。こちらも、個人情報という懸念点はありますので相談の上で実行したほうがよいかもしれませんね。

 

※なお、Androidには「メディカルID」という標準機能はないようです。ロック画面からパスコードを入力せずにアクセスできる緊急連絡先の設定は、「連絡先」から出来るようです。

 

 メディカルIDはあくまでも「転ばぬ先の杖」であって、なによりも「もしも」が起こらないことが大切ではあります。しかし、私の友人のように家族に看取られずに亡くなるというのはあまりに辛い。一度、検討してみてくださいね。以上です。

敵と味方、それ以外のもの

 週に一回、大学の学生相談室でのカウンセリングが続いています。基本的に否定はされないし、スモールステップをきちんと理解してくれていて端々にお褒めの言葉を挟んでくださる。いままで4年間ひとり暮らし頑張ってきましたねと何度も言ってもらえるので、かなり自己肯定感が高まっているような気分になります。もはや麻薬なのでは? ドーパミンどばどばですよね。こうなると卒業後が心配です。

 そんなカウンセリングのなかでふと口をついた「敵/味方」思考についての覚書というか疑問。

 

 私はかなり「敵/味方」思考が強く、基本的に一度敵認定した相手のことはずっと敵だと思ってしまいます。今までも今後も、ひとと接していく上ではかなり損な性質だというのは自分でも分かっているのですが、一長一短に矯正できることではなさそうです。

 そもそも、皆さんは敵と味方以外にどのような認識をしているのでしょうか。特に、自分に対してなんらかの精神的/物理的ダメージを与えてくるような相手に対して、どのようなラベリングをしているのでしょうか。

 私は基本的に精神的ダメージを与えてくるようなひとのことは敵とみなします。被害をうける人物は自身に限らず、味方と認識しているひとがそうであっても敵認定することがしばしばあります。そして、敵に対するネガティヴな感情は殆どの場合消えることがなく、半永久的に敵となります。「許す」ということが人一倍下手くそで、かつ、上手くなろうという気もあまりありません。むしろ、「許さない自分を許す」というモットーのようなものもあります。

 

 皆さんは、違うのでしょうか? 嫌味ではなく、純粋に気になります。確かに相手に与えられたはずのダメージをどのように克服し、どんな感情を経て許しているのでしょうか。増田で書くべきだった感がすごいですね。終わります。

にちようのあさ

 いえ、ニチアサと呼ばれるアニメ枠の話をしたいわけではなく。

 

 日曜の朝にひさびさに活動している。といっても能動的にあれこれやるというわけではなく、大好きな映画を観にきたのだ。先日、『夜は短し歩けよ乙女』を観ようと思って最寄りの映画館のスケジュールを開いたら、そこに見知ったタイトルが並んでいた。ロベルト・ベニーニライフ・イズ・ビューティフル』(1997)。大学3年のときにひとからオススメされて観た作品だった。こんなにも幸せであと味のすっきりした戦争映画*1があるのかと感動したのをよく覚えている。好きな映画のひとつになった。『ライフ・イズ・ビューティフル』が、「午前十時の映画祭」という毎年恒例・長期にわたるイベントで上映しているらしかった。これは観るしかない。2週間限定の上映のため、今日を逃せば、てんやわんやしているうちに上映が終わってしまいかねない。正直もう少し布団のなかにいたかったが、無理やり起きて朝マックでこれを書いている。

 「午前十時の映画祭」、毎年やっているのはなんとなく知っていたものの調べたことはなかった。今回初めて知ったのだが、プレミアスクリーンで上映する*2のにチケットが大学生500円(一般1100円)という破格の値段だった。もっと早く知っていれば、もっといろいろな作品に出会えたのに……と後悔しつつ、これも留年したお陰だなと昨年10月の私に手を合わせた。

 さて、お楽しみのはじまり。続きは鑑賞後に書こう。

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 映画を観たあと、ちかくのスーパーの一角にあるカレー屋さんのカレーを食べた。いまは、大学の研究室からエディタを開いている。雨天、日曜というすばらしい条件のおかげであたりは静かだ。雨の音に混じって時たま車のエンジン音が聞こえる。

 『ライフ・イズ・ビューティフル』。ストーリーは知っているから、収容所へ連れていかれる車のなかでジョズエに嘘をつくグイドを眺めていたら泣きそうになってしまった。同じ映画でも自宅の小さなディスプレイと大きなスクリーンで観るのとでは全く幸福度が違う。やはり映画は映画館で観るに限る。公開間もない若者向け映画とは違って、少し旧い作品だから上映中に喋ったりスマホを点けたりする客もおらず、リクライニングする座席でゆったりと寛ぐことができた。幸せだった。ひとつ失敗したなと感じたのは座席の前後位置くらいだ。次はもう少し前めに席をとろう。

 次の作品はジャン=ピエール・ジュネ『アメリ』(2001)だ。そしてアルフレッド・ヒッチコック『裏窓』(1954)、フランク・ダラボンショーシャンクの空に』(1994)と続く。『裏窓』と『ショーシャンク』は授業で観たことがあるが、『アメリ』はまったくの初見。すごく楽しみだ。その後も続々と「名作」と呼ばれる作品が名を連ねている。東京に住み続ければ今後もチャンスはあるかもしれないが、いまは来年自分がどこでどう生きているかのビジョンが全く見えない状況だ。だから、このチャンスを逃さないように、日曜の午前十時からのニ時間は、映画を観るために予定を空けておこう。

*1:便宜上。

*2:最寄りの映画館の場合。